【ハリポタ完全解説】全シリーズの繋がりが丸わかり!面白さ100倍になる魔法の世界へようこそ!

【ハリポタ完全解説】全シリーズの繋がりが丸わかり!面白さ100倍になる魔法の世界へようこそ! 映画考察

ハリー・ポッターシリーズ、そしてファンタスティック・ビーストシリーズ。その壮大な魔法ワールドの全てが繋がっていることをご存知でしたか? 今回の元動画では、シリーズ全体の繋がりや伏線を丁寧に解説し、物語の面白さを100倍にしてくれます。初めてシリーズに触れる方はもちろん、何度も見返したファンの方でも「なるほど!」と思える情報が満載です。この記事では、その動画の内容を分かりやすく要約・解説していきます。この記事を読めば、あなたもハリポタ博士になれるかも?さあ、魔法の世界への扉を開きましょう!

ハリー・ポッターの世界へようこそ!物語を100倍楽しむための前提知識

壮大なハリー・ポッターの物語は、実はハリーが生まれるずっと前から始まっています。この前提を知っておくと、物語の深みがグッと増しますよ。

ホグワーツ魔法魔術学校の誕生秘話

物語の舞台となるホグワーツ魔法魔術学校。この学校は、ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、そしてサラザール・スリザリンという4人の偉大な魔法使いによって設立されました。しかし、魔法族以外の人間(マグル)に対する考え方の違いから、親友だったグリフィンドールとスリザリンは対立。スリザリンは「秘密の部屋」を作り、マグル排除の仕掛けを残して学校を去ってしまいました。この二人の対立は、後々の物語にも大きな影響を与えていくことになります。

ダンブルドアとグリンデルバルド、そして第一次魔法戦争

時は流れ1900年頃、若き日のアルバス・ダンブルドアゲラート・グリンデルバルドが出会います。二人は強い絆で結ばれますが、ある悲劇によって決別。その後、グリンデルバルドは闇の魔法使いとして恐れられる存在となりますが、1945年にダンブルドアとの決闘に敗れ、投獄されます(この辺りはファンタスティック・ビーストシリーズで詳しく描かれていますね!)。

さらに時は流れ、1970年頃。ホグワーツの元生徒、トム・マールヴォロ・リドルヴォルデモート卿と名乗り、闇の勢力を拡大。マグルや魔法使いへの無差別な攻撃が始まり、第一次魔法戦争が勃発します。ホグワーツは数少ない安全な場所でしたが、戦争は11年も続きました。この時代のホグワーツの生徒には、ハリーの両親であるジェームズ・ポッターリリー・ポッター、そしてシリウス・ブラックリーマス・ルーピンピーター・ペティグリューセブルス・スネイプたちがいました。彼らは「不死鳥の騎士団」を結成し、ヴォルデモートに立ち向かいます。

1980年頃、戦争末期に「闇の帝王を打ち破る力を持つ者が現れる」という予言がなされます。その予言の子こそ、ハリー・ポッターでした。ヴォルデモートはハリーの命を狙いますが、母リリーが愛の力でハリーを守り、ヴォルデモートの「死の呪い」は跳ね返され、彼は力を失います。こうして第一次魔法戦争は終結。両親を失ったハリーは、母の姉であるペチュニアとその夫、ダーズリー家に預けられることになったのです。

物語はここから始まる!ハリー・ポッターと賢者の石

1991年、ハリーが11歳になったところから、いよいよ本編の物語がスタートします!

孤独な少年、魔法界への扉を開く

ダーズリー家で不遇な扱いを受けていたハリー。しかし、11歳の誕生日にホグワーツ魔法魔術学校からの入学許可証が届きます。邪魔するダーズリー家でしたが、森の番人ハグリッドが現れ、ハリーを魔法界へと導きます。魔法界では、ヴォルデモートを打ち破った「生き残った男の子」として超有名人だったハリー。ダイアゴン横丁で学用品を揃える中で、初めての杖を選びますが、それはなんとヴォルデモートの杖と兄弟杖でした。この杖の繋がりも、後々重要な意味を持ってきます。

豆知識:ハリーの意外な資産?
両親を亡くしたハリーですが、実はグリンゴッツ銀行に莫大な遺産が!これは両親だけでなく、ポーション開発で成功した祖父フリーモント・ポッターからの遺産も含まれていたそうです。意外とお坊ちゃまだったんですね!

賢者の石を巡る冒険と初めての仲間たち

ホグワーツ行きの列車で、生涯の親友となるロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーに出会います。学校では、グリフィンドール寮に組み分けされ、個性豊かな先生たち(ダンブルドア校長、マクゴナガル先生、怪しげなスネイプ先生、気弱なクィレル先生など)や、ライバルとなるドラコ・マルフォイ、少しドジなネビル・ロングボトムといった同級生たちと学校生活を送ります。ハリーは、抜群の飛行能力を見込まれ、魔法界の人気スポーツ「クィディッチ」の選手(シーカー)に抜擢されます。

そんな中、ハリーたちは校内に隠された「賢者の石」の存在を知ります。これは不老不死の命の水を生み出す伝説の石。ハリーたちは、スネイプ先生が石を狙っていると疑いますが、真相は違いました。石を狙っていたのは、なんとあの気弱そうに見えたクィレル先生!彼はヴォルデモートに体を乗っ取られていたのです。最終的にハリーは、母リリーが残した「愛の守り」の力でクィレル(とヴォルデモート)を退け、賢者の石を守り抜きます。しかし、石は悪用を防ぐために破壊されることに。孤独だったハリーにとって、ホグワーツはかけがえのない「家」となったのです。

開かれた秘密の部屋とスリザリンの継承者

2年生になったハリーを待ち受けていたのは、ホグワーツに隠された恐ろしい秘密でした。

忍び寄る恐怖と石化事件

夏休み、ハリーの元に屋敷しもべ妖精のドビーが現れ、「ホグワーツは危険だ」と警告し、ハリーの学校行きを妨害します。なんとか学校に着いたハリーですが、校内で不気味な声を聞くようになり、壁には「秘密の部屋は開かれたり。継承者の敵よ、心せよ」という血文字が。そして、マグル生まれの生徒たちが次々と石にされる事件が発生します。「秘密の部屋」とは、かつてサラザール・スリザリンがマグル生まれの生徒を排除するために作った部屋で、中には恐ろしい怪物がいると言われていました。ハリーは、蛇と話せる能力「パーセルタング」(蛇語)を使えることから、スリザリンの継承者ではないかと疑われてしまいます。

トム・リドルとの対決とハリーの秘密

ハリーは、偶然拾った古い日記帳を通じて、50年前に秘密の部屋を開けたとされるトム・マールヴォロ・リドルという生徒の記憶に触れます。事件は解決に向かうと思われましたが、今度はロンの妹ジニーが秘密の部屋に連れ去られてしまいます。ハリーは、秘密の部屋の怪物が巨大な蛇「バジリスク」であること、そしてその声を聞き取れるのは蛇語がわかる自分だけだったことを突き止めます。

秘密の部屋の奥でハリーを待っていたのは、日記帳に宿っていた若き日のトム・リドルでした。そして、トム・リドルこそが、ヴォルデモート卿の若き日の姿だったのです!彼はジニーを操り、バジリスクを使って事件を起こしていました。絶体絶命のピンチに、ダンブルドアの不死鳥フォークス「組分け帽子」が現れます。帽子の中から現れた「グリフィンドールの剣」でバジリスクを倒し、バジリスクの毒牙でトム・リドルの日記を破壊。こうして事件は解決しました。ハリーは、自分がヴォルデモートと繋がっていることに悩みますが、ダンブルドアから「人間は能力ではなく、何を選択するかで決まる」と教えられます。

アズカバンの囚人と過去の真実

3年生になったハリーは、両親の死に関わる衝撃的な真実と向き合うことになります。

脱獄囚シリウス・ブラックの謎

夏休み、ダーズリー家での扱いに耐えかねて家出したハリー。魔法界では、凶悪犯シリウス・ブラックが魔法牢獄アズカバンから脱獄したというニュースで持ちきりでした。ホグワーツへ向かう列車の中で、ハリーはアズカバンの看守である「ディメンター」に襲われますが、新しい「闇の魔術に対する防衛術」の先生、リーマス・ルーピンに助けられます。ディメンターは人の幸福な記憶を吸い取る恐ろしい存在。ハリーはルーピン先生から、ディメンターを撃退する守護霊の呪文「エクスペクト・パトローナム」を学びます。

ハリーは、シリウス・ブラックが両親を裏切ってヴォルデモートに引き渡し、さらに父の親友ピーター・ペティグリューを殺害した張本人だと聞かされます。しかも、シリウスはハリーの名付け親でもあったという事実に、ハリーは激しい怒りを覚えます。

豆知識:忍びの地図にあの人の名前が!?
ロンの双子の兄、フレッドとジョージからもらった「忍びの地図」。ホグワーツ内の人物の動きがリアルタイムでわかるこの地図に、なんと『ファンタスティック・ビースト』の主人公、ニュート・スキャマンダーの名前が記されているという噂が!遊び心満載ですね。

時間を超える友情と真犯人

ある夜、ロンが大きな黒い犬に襲われ、「叫びの屋敷」に連れ去られます。後を追ったハリーとハーマイオニーの前で、黒い犬はシリウス・ブラックの姿に!そこにルーピン先生も現れますが、二人は敵対するどころか抱き合います。実は、シリウスは無実だったのです!

真の裏切り者は、死んだと思われていたピーター・ペティグリュー。彼は動物もどき(アニメーガス)でネズミ(ロンのペット、スキャバーズ)に変身し、ずっと身を隠していたのです。彼こそがポッター夫妻の居場所をヴォルデモートに密告し、シリウスに罪を着せた張本人でした。しかし、真実が明らかになったのも束の間、満月を見てルーピン先生(実は人狼だった!)が暴走し、その隙にペティグリューは逃亡。シリウスは捕まり、ディメンターに魂を吸われそうになります。

絶体絶命の状況で、ハーマイオニーが持っていた時間を巻き戻せる魔法道具「逆転時計(タイムターナー)」を使い、ハリーたちは過去へ。処刑寸前だった魔法動物ヒッポグリフのバックビークを救い、過去の自分たちがディメンターに襲われる場面に遭遇します。ハリーは、自分を助けてくれた守護霊の主が未来の自分自身だったことを悟り、強力な守護霊の呪文を放ってディメンターを撃退。そしてバックビークに乗ってシリウスを救出し、彼は自由の身となるのでした。ハリーは、両親の親友たちとの絆を取り戻し、孤独からまた一歩抜け出します。

炎のゴブレットと三大魔法学校対抗試合

4年生になったハリーは、魔法界の大きなイベントと、闇の帝王の復活という悪夢に直面します。

華やかな大会と忍び寄る影

この年、ホグワーツでは伝説の「三大魔法学校対抗試合」が開催されることに。ホグワーツ、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの3校から代表選手が1名ずつ選ばれ、3つの課題に挑みます。出場資格は17歳以上。しかし、なぜか「炎のゴブレット」は4人目の代表選手として、資格のないはずのハリーを選び出してしまいます。周囲からズルをしたと疑われ、親友のロンとさえも険悪になるハリー。新しい「闇の魔術に対する防衛術」の先生、アラスター・”マッド-アイ”・ムーディの助けを借りながら、ハリーは過酷な課題に挑んでいきます。

第一の課題(ドラゴンからの金の卵奪取)、第二の課題(湖に囚われた大切な人を救出)をクリアしていく中で、ハリーは誤解を解き、ロンとも和解。ホグワーツ代表のセドリック・ディゴリーとは良きライバルとして互いを認め合います。しかし、大会の裏では不穏な動きが。魔法省の役人バーティ・クラウチが殺害され、ハリーはヴォルデモートが暗躍する悪夢を見るように。ダンブルドアの記憶を見る「憂いの篩(ペンシーブ)」で、クラウチの息子がヴォルデモートの信奉者(デス・イーター)だったこと、そして彼がアズカバンから脱獄している可能性を知ります。

悲劇的な結末と闇の帝王の復活

最後の課題、巨大な迷路のゴールにある優勝杯を目指すハリーとセドリック。二人は協力してゴールにたどり着き、同時に優勝杯に触れます。しかし、その瞬間、優勝杯は「ポートキー(移動キー)」となって二人を不気味な墓場へと転送させます。そこには、逃亡していたピーター・ペティグリューと、弱々しい姿のヴォルデモートが!そして、セドリックはヴォルデモートの「死の呪い」によって、ハリーの目の前で命を落としてしまいます。

ペティグリューは、ハリーの血を使って復活の儀式を行い、ついにヴォルデモートは完全な肉体を取り戻してしまいます。集結したデス・イーターたちを前に、ヴォルデモートはハリーとの決闘を挑みます。二人の杖(兄弟杖)がぶつかり合った時、「直前呪文(プライオ・インカンタート)」という現象が発生。ヴォルデモートが直前に殺害した者たち(セドリック、ハリーの両親など)の魂のこだまが現れ、ハリーを助けます。ハリーはセドリックの亡骸と共に、辛くもホグワーツへ帰還。

事件の後、ハリーをずっと助けてくれていたムーディ先生が、実は脱獄したクラウチ・ジュニアが「ポリジュース薬」で変身した偽物だったことが発覚。彼がハリーを優勝させ、墓場へ送るために裏で糸を引いていたのです。セドリックの死とヴォルデモートの復活という重い現実を突きつけられ、物語は大きな転換点を迎えます。

不死鳥の騎士団と魔法省との対立

ヴォルデモート復活の事実を前に、魔法界は分裂。ハリーは孤独な戦いを強いられます。

孤独な戦いとダンブルドア軍団の結成

夏休み、ハリーは従兄弟のダドリーと共にディメンターに襲われます。マグル(非魔法族)の前で魔法を使ったことで、ハリーはホグワーツ退学の危機に瀕しますが、ダンブルドアの尽力でなんとか無罪放免に。しかし、魔法省はヴォルデモートの復活という事実を認めようとせず、それを主張するダンブルドアやハリーを嘘つき呼ばわりし、敵視し始めます。なんと、敵はヴォルデモートだけでなく、魔法省内部にもいたのです!

ホグワーツには、魔法省から派遣されたドローレス・アンブリッジが新しい「闇の魔術に対する防衛術」の教授として着任。彼女は徹底的な理論偏重の授業を行い、実戦的な防衛術を教えようとしません。それどころか、厳しい規則で生徒たちを縛り付け、ハリーを孤立させようとします。学校内に息苦しさが漂う中、ハリーはロンやハーマイオニー、そして不思議な魅力を持つルーナ・ラブグッドらに励まされ、アンブリッジに対抗するため、有志の生徒たちと共に秘密の防衛術訓練グループ「ダンブルドア軍団」を結成。「必要の部屋」で密かに訓練を重ねます。

予言と失われた大切な存在

ハリーは、ヴォルデモートと精神的な繋がりがあるのか、彼の行動や感情を悪夢として見るようになります。ロンの父アーサーが襲われる夢が現実になったことで、スネイプからヴォルデモートの精神攻撃を防ぐ「閉心術(オクルメンシー)」を学ぶことに。しかし、訓練はうまくいきません。一方、ヴォルデモートの脅威は増大し、アズカバンからデス・イーターたちが集団脱獄。世間ではシリウス・ブラックがその首謀者だと報道され、彼の無実はいまだ証明されません。

ダンブルドア軍団の存在がアンブリッジにバレてしまい、ダンブルドアは責任を負ってホグワーツから姿を消します。アンブリッジが校長代理となり、学校はさらに暗い雰囲気に。そんな中、ハリーはシリウスが魔法省の神秘部でヴォルデモートに拷問されている悪夢を見ます。罠かもしれないと思いつつも、ハリーは仲間たちと共にシリウス救出のため魔法省へ。しかし、それはやはりデス・イーターたちの罠でした。ハリーに関する「予言」の水晶玉を手に入れるための。

神秘部でデス・イーターたちとの激しい戦闘が繰り広げられます。ダンブルドア軍団の生徒たちも奮闘しますが、多勢に無勢。そこに、「不死鳥の騎士団」のメンバー(シリウス、ルーピン、ムーディなど)が駆けつけ、形勢は逆転!しかし、激闘の末、シリウスは従姉のベラトリックス・レストレンジの攻撃を受け、命を落としてしまいます。ハリーにとって父親代わりだったシリウスの死。悲しみに打ちひしがれるハリーの前に、ついにヴォルデモート本人が姿を現します。駆けつけたダンブルドアとの壮絶な一騎打ちが繰り広げられ、その戦いの末、ヴォルデモートは魔法省の役人たちの目の前で姿を見せ、逃走。ついに、闇の帝王の復活が公のものとなったのです。ハリーは深い喪失感を抱えながらも、守るべきもののために立ち向かう決意を新たにします。

謎のプリンスと分霊箱の秘密

最終決戦に向けて、物語は核心へと迫っていきます。ヴォルデモート打倒の鍵とは?

ヴォルデモート打倒の鍵「分霊箱」

ヴォルデモート復活が公になり、魔法界もマグル界も混乱に陥ります。デス・イーターの活動は活発化し、人々は恐怖に怯えていました。そんな中、ダンブルドアはハリーを呼び出し、ヴォルデモートを倒すための重要な情報を集め始めます。その鍵を握るのが、新しく魔法薬学の教授としてホグワーツに戻ってきたホラス・スラグホーン。彼はかつて、若き日のトム・リドル(ヴォルデモート)に禁断の魔法について教えてしまった過去を持っていました。

ダンブルドアは「憂いの篩」を通して、ハリーにヴォルデモートの過去を見せます。そして、スラグホーンから聞き出すべき秘密、それが「分霊箱(ホークラックス)」の存在でした。分霊箱とは、自身の魂を分割し、特定の物に隠すことで不死に近づくという究極の闇の魔術。魂を分割するには「殺人」という最も邪悪な行為が必要とされます。ヴォルデモートは、不死への渇望から、なんと魂を7つに分割し、分霊箱を作っていたのです!

すでに2つの分霊箱は破壊されていました。トム・リドルの日記(秘密の部屋でハリーが破壊)と、マールヴォロ・ゴーントの指輪(ダンブルドアが発見・破壊。しかし、この時ダンブルドアは呪いを受け、右手が真っ黒になってしまいます)。残る分霊箱を見つけ出し、全て破壊しなければヴォルデモートを倒すことはできません。ハリーは、スラグホーンのお気に入りになることで、彼から分霊箱に関する全ての情報を聞き出すことに成功します。

豆知識:半純血のプリンスの正体とは?
ハリーが授業で使った古い魔法薬学の教科書。そこには「半純血のプリンス」と名乗る謎の人物による書き込みがびっしり!その高度な技術のおかげでハリーは授業で大活躍しますが、その正体はなんと…セブルス・スネイプだったのです!意外な過去ですね。

ダンブルドアの死と託された使命

一方、ホグワーツでは不穏な動きが続いていました。ドラコ・マルフォイが何かを企んでいる様子。ヴォルデモートは、父ルシウスが神秘部での失態で投獄された罰として、ドラコにダンブルドア暗殺を命じていたのです。スネイプは、ドラコの母ナルシッサから、ドラコを守り、任務遂行を助けるよう「破れぬ誓い」を立てさせられていました。

ダンブルドアは、分霊箱の1つが隠されていると推測される洞窟へハリーと共に赴きます。そこには、飲む者の精神を蝕む恐ろしい水薬で守られた分霊箱(スリザリンのロケット)がありました。ダンブルドアは自ら水薬を飲み干し、激しい苦痛に耐えながらロケットを手に入れます。しかし、ホグワーツに戻った二人を待っていたのは、ドラコと、彼が修理した「姿をくらますキャビネット」を通って侵入してきたデス・イーターたちでした。

追い詰められたダンブルドア。ドラコは命令を実行できずにいましたが、そこに現れたスネイプが、無情にも「アバダ・ケダブラ(死の呪い)」を唱え、ダンブルドアは命を落としてしまいます。敬愛する師を目の前で殺され、激昂するハリー。スネイプはデス・イーターたちと共に逃走します。悲しみに包まれるホグワーツ。さらに追い打ちをかけるように、苦労して手に入れたはずのロケットは偽物で、本物は「R.A.B.」と名乗る謎の人物によって持ち去られていたことが判明します。ダンブルドアの遺志を継ぎ、残りの分霊箱を探し出して破壊することを決意したハリーは、ホグワーツの最終学年を諦め、ロン、ハーマイオニーと共に旅に出ることを決意するのでした。

死の秘宝を求めて – 壮大な旅の始まり (Part1)

最終章の前編。学校を離れたハリーたちは、孤独で過酷な分霊箱探しの旅に出ます。

分霊箱探しの過酷な旅

ヴォルデモートの支配は魔法省にまで及び、ハリーは「好ましからざる者ナンバーワン」として指名手配されます。安全な場所を転々としながら、分霊箱の手がかりを探すハリー、ロン、ハーマイオニー。しかし、情報は少なく、旅は困難を極めます。本物のスリザリンのロケットは、なんとあのアンブリッジが身につけていました。3人は危険を冒して魔法省に潜入し、ロケットを奪還することに成功します。しかし、分霊箱は非常に強力な魔法で守られており、破壊する方法が見つかりません。さらに、ロケットを身につけていると、持ち主の心に悪影響を及ぼすことが判明。先の見えない旅とロケットの影響で、ついにロンはハリーと衝突し、二人の元を去ってしまいます。

試される友情と死の秘宝の伝説

失意のハリーとハーマイオニー。そんな二人の前に、牝鹿の姿をした守護霊が現れ、森の奥の凍った池へと導きます。池の底には、なんとグリフィンドールの剣が!剣を取りに向かったハリーは、ロケットの魔力によって溺れかけますが、そこにロンが戻ってきてハリーを救出。ダンブルドアがロンに遺した「火消しライター」が、彼を仲間たちの元へ導いたのです。そして、ロンはグリフィンドールの剣で見事ロケットを破壊します。(バジリスクの毒を吸収した剣は分霊箱を破壊できる力を持っていました)。

再び結束した3人ですが、残りの分霊箱の手がかりは依然としてありません。そんな中、ハーマイオニーはダンブルドアが遺した吟遊詩人ビードルの物語』に描かれた奇妙なマークに注目します。それは、ルーナの父ゼノフィリウス・ラブグッドが身につけていたマークと同じでした。彼を訪ねた3人は、そのマークが「死の秘宝」を示すものであることを知ります。死の秘宝とは、「ニワトコの杖」「蘇りの石」「透明マント」という3つの伝説的な魔法アイテムのこと。これら全てを手に入れた者は「死を制する者」になれると言われていました。

ハリーが父から受け継いだ透明マントもその一つだったのです。ヴォルデモートもまた、最強の杖であるニワトコの杖を探していることが判明します。分霊箱探しに加え、死の秘宝という新たな謎。物語は、クライマックスに向けてさらに加速していきます…!

この動画でハリポタの世界がもっと好きになる!

いかがでしたでしょうか? この記事の元となった動画は、複雑に絡み合ったハリー・ポッターシリーズの物語と伏線を、非常に分かりやすく、そして面白く解説してくれています。各キャラクターの背景や、作品間の繋がりを知ることで、改めて映画や原作小説を見返した時の感動は格別なものになるはずです!

特に、ヴォルデモートの誕生秘話や分霊箱の仕組み、そしてダンブルドアやスネイプが抱えていた秘密など、物語の核心に触れる部分は必見です。「あの時のあの行動には、こんな意味があったのか!」と、目から鱗が落ちるような発見がたくさんあるでしょう。壮大な魔法ワールドの魅力を再発見し、より深く楽しむために、ぜひ元動画をご覧になることを強くお勧めします!きっと、あなたのハリポタ愛がさらに深まること間違いなしですよ!

この動画を見るべきか? 総合評価

  • ハリポタ初心者への分かりやすさ:★★★★★
  • 長年のファンへの新たな発見度:★★★★☆
  • シリーズ全体の繋がり理解度:★★★★★

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