投資デビューを応援！初心者でもわかる日本株の買い方【完全ガイド】

「投資を始めたいけど、何から手をつければいいかわからない…」「株って難しそう…」そんな風に思っていませんか。新NISAも始まり、国も「貯蓄から投資へ」と後押しする今、株式投資への関心は高まるばかりです。でも、最初の一歩を踏み出すのは、ちょっと勇気がいりますよね。この動画では、投資の王道ともいえる日本の個別株について、基本的な仕組みから具体的な買い方、銘柄選びのコツ、そして失敗しないための注意点まで、どこよりも分かりやすく解説しています。この記事を読めば、あなたもきっと自信を持って株式投資をスタートできるはずです！

なぜ今、株式投資なの？

最近よく耳にするようになった「資産所得倍増プラン」や「新NISA」。これらは国が「貯金だけでなく、投資も活用して資産を増やしていきましょう！」と呼びかけている証拠です。給料がなかなか上がらない一方で、物価は上昇していく…。そんな現代において、お金をただ貯めているだけでは、実質的な価値が目減りしてしまう可能性もあります。だからこそ、お金にも働いてもらう「投資」が、将来のためにますます重要になっているのです。株式投資は、その有力な選択肢の一つなんですよ。

そもそも「株」って何だろう？～基本のキ～

会社の応援団になるということ

株を一言でいうと、「企業が事業のためのお金を集める手段の一つ」です。企業は、事業を拡大したり新しいことを始めたりするときにお金が必要になります。銀行から借りる方法もありますが、それだと利子を払ったり返済したりする義務が生じます。そこで、企業は「株式」を発行し、投資家（私たち）に買ってもらうことで、資金を集めるのです。

私たち投資家は、株を買うことでその会社にお金を提供（出資）します。その見返りとして、会社は利益の一部を「配当金」として株主に分配したり、自社製品やサービス券などを「株主優待」としてプレゼントしたりします。さらに、会社の経営方針を決める会議（株主総会）での議決権も与えられるんですよ。つまり、株を持つということは、その会社のオーナーの一員、応援団になるようなものなのです。

そして、持っている株は証券取引所という市場で、他の投資家と売買することができます。もし、株を買った時よりも会社の価値が上がり、株価が上昇したタイミングで売却できれば、その差額が「売却益（キャピタルゲイン）」として得られます。

株で得られる3つのオイシイこと

株式投資の魅力は主に3つあります。

• 売却益（キャピタルゲイン）：株を安く買って高く売ることで得られる利益。企業の成長とともに株価が上がれば、大きな利益も期待できます。
• 配当金（インカムゲイン）：会社が得た利益の一部を株主に分配するもの。年に1～2回支払われることが多く、銀行預金の利息よりも高い利回りが期待できることもあります。
• 株主優待：企業が株主に対して自社製品やサービス、割引券などを提供するもの。優待内容は企業によって様々で、これを楽しみに投資する人も多いです。

知っておきたいリスクの話

もちろん、株式投資には良いことばかりではありません。会社の業績が悪化したり、経済全体の状況が悪くなったりすると、株価が購入した時よりも下がってしまうリスクがあります。最悪の場合、会社が倒産して株の価値がゼロになってしまう可能性もゼロではありません。投資には必ずリスクが伴うことを理解しておくことが大切です。

しかし、リスクがあるからこそ、大きなリターンも期待できるのが投資の世界。リスクを正しく理解し、無理のない範囲で始めることが重要です。

いざ実践！株式投資の始め方ステップ

「よし、株を始めてみよう！」と思ったら、具体的に何をすればいいのでしょうか？ステップごとに見ていきましょう。

STEP1: まずは証券口座を開設しよう！

株を売買するには、証券会社に専用の口座を開設する必要があります。銀行口座とは別に、株取引のためのお財布を作るイメージですね。証券会社には、昔ながらの店舗を持つ大手証券と、インターネット上で取引を完結できるネット証券があります。

初心者の方には、手数料が安く、自宅で手軽に取引できるネット証券が断然おすすめです。中でも動画で紹介されているSBI証券は、国内最大級のネット証券で、手数料の安さや、クレジットカードで投資信託が買えたり、ポイントで投資ができたりとサービスが充実しています。まずはSBI証券を検討してみるのが良いでしょう。

口座開設は、ほとんどの場合、オンラインで完結できます。証券会社のウェブサイトから申し込みフォームに氏名や住所などを入力し、スマートフォンなどで本人確認書類（マイナンバーカードや運転免許証など）を撮影してアップロード。審査に通れば、数日～1週間程度で口座開設が完了します。思ったより簡単ですよね！

STEP2: どの口座を選ぶ？迷いがちな口座選びのポイント

証券口座を開設する際、ちょっと迷うのが「口座の種類」です。主に以下の4つ（実質的には3つ）から選ぶことになります。

• 一般口座：年間の取引報告書を自分で作成し、確定申告も自分で行う必要があるため、基本的には選びません。
• 特定口座（源泉徴収なし）：証券会社が年間の取引報告書を作成してくれますが、利益が出た場合の確定申告は自分で行う必要があります。
• 特定口座（源泉徴収あり）：証券会社が年間の取引報告書を作成し、利益が出た場合には税金を自動的に差し引いてくれるため、原則として確定申告が不要になります。初心者の方や手間を省きたい方には、こちらがおすすめです。
• NISA口座：株や投資信託で得た利益（売却益や配当金）が一定の範囲内で非課税になる、とてもお得な制度です。利用しない手はありません！

結論として、「特定口座（源泉徴収あり）」と「NISA口座」の2つを開設するのが一般的でおすすめです。もちろん、「特定口座（源泉徴収あり）」だけ先に作って、NISA口座は後から追加することも可能です。

STEP3: 証券口座にお金を入金

口座が開設できたら、次はその口座に株を買うためのお金を入れます。多くのネット証券では、提携している銀行からのオンライン入金（即時入金）が手数料無料で利用でき、非常に便利です。銀行振込なども利用できます。

STEP4: ドキドキ！初めての株の買い注文

さあ、いよいよ株の買い注文です！証券会社の取引ツール（ウェブサイトやアプリ）にログインし、買いたい銘柄を検索します。例えば「トヨタ自動車」と検索すると、その株価情報が表示されます。

株価画面には「板（いた）」と呼ばれる、売りたい人と買いたい人の希望価格と株数が一覧になったものが表示されています。これは、まるでオークション会場のよう。売り手と買い手の希望価格が一致すると、売買が成立します。

実際に買うには、「現物買い」のボタンを押します。（「信用買い」は借金をして株を買う方法なので、初心者は「現物買い」を選びましょう）。

注文画面では、以下の項目を入力します。

• 株数：日本の株式市場では、通常100株単位で売買されます（単元株制度）。例えば株価が2,000円の銘柄なら、最低でも2,000円×100株＝20万円（＋手数料）が必要になります。※最近は1株から買えるサービスもあります。
• 価格（注文方法）：
  • 指値（さしね）：「この値段で買いたい（売りたい）」と価格を指定する注文方法です。希望価格になるまで注文は成立しません。
  • 成り行き（なりゆき）：「いくらでもいいから今すぐ買いたい（売りたい）」という注文方法です。すぐに売買が成立しやすいですが、想定外の価格で約定する可能性もあります。
• 期間：注文をいつまで有効にするかを指定します。「当日中」や「今週中」などが選べます。

最初は戸惑うかもしれませんが、まずは「指値」か「成り行き」のどちらかで注文してみましょう！

失敗しない銘柄選びのコツ

日本には上場企業がたくさんあり、どの株を買えばいいか迷ってしまいますよね。銘柄選びの考え方を見ていきましょう。

あなたはどのタイプ？投資スタイルを見つけよう

個別株投資には、いくつかのスタイルがあります。自分がどのスタイルを目指したいか、ざっくりイメージしてみましょう。

• 高配当株投資：配当金をコツコツ受け取ることを重視するスタイル。株価の値動きはあまり気にせず、長期保有が基本です。
• 割安株投資：企業価値に比べて株価が不当に安く放置されている（割安な）銘柄を探して投資するスタイル。「いつか評価される時」を待つ、忍耐力も必要な投資法です。
• 優待株投資：株主優待をもらうことを主な目的とするスタイル。生活に役立つ優待品や、応援したい企業の優待を狙います。これも長期保有が基本です。
• 成長株投資：将来的に大きく成長しそうな企業の株に投資し、株価の値上がり益（キャピタルゲイン）を狙うスタイル。夢がありますが、企業の将来性を見抜く力が必要です。

また、株をどれくらいの期間持つか（短期・中期・長期）も考えておくと良いでしょう。初心者の方は、頻繁に売買する短期トレードよりも、数ヶ月～数年単位でじっくり持つ中長期投資から始めるのがおすすめです。

分析の二刀流！ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析

銘柄を選ぶ際、主に2つの分析方法があります。

ファンダメンタルズ分析：企業の業績や財務状況（稼ぐ力や財産の状況）などを分析し、企業本来の価値に対して現在の株価が割安か割高かを判断する方法です。「どの会社の株を買うか」を決めるのに役立ちます。

初心者が見るべき主な指標は以下の3つです。

• PER（株価収益率）：株価が1株あたりの利益の何倍かを示す指標。低いほど割安とされる傾向がありますが、業種や成長期待によって目安は異なります。一般的に15倍以下なら割安と言われることも。
• PBR（株価純資産倍率）：株価が1株あたりの純資産（会社の解散価値のようなもの）の何倍かを示す指標。1倍を下回ると、会社の資産価値より株価が安い状態とされ、割安と判断されることがあります。
• 配当利回り：株価に対して、年間の配当金がどれくらいの割合かを示す指標。銀行預金の金利のようなもので、3%以上だと高配当と言われることが多いです。

ただし、これらの指標はあくまで目安です。数字が良いからといって、必ずしも良い銘柄とは限りません。企業のビジネス内容や将来性なども考慮して、総合的に判断することが大切です。

テクニカル分析：過去の株価や出来高（売買された株数）の値動きパターン（チャート）を分析し、将来の値動きを予測して、売買のタイミングを判断する方法です。「いつ買うか、いつ売るか」を決めるのに役立ちます。

チャートには、「上昇トレンド中の押し目（一時的な下げ）」や「ダブルボトム（二番底）」など、買いのサインとされるパターンがあります。これらの基本的な見方を学ぶことで、より有利なタイミングで売買できるようになるかもしれません。

迷ったらコレ！初心者におすすめの銘柄選び

分析方法はいろいろありますが、最初は自分の身近な企業や、よく利用する商品・サービスを提供している企業の中から選んでみるのがおすすめです。「この商品、最近よく売れてるな」「このサービス、便利でみんな使ってるな」といった消費者としての目線が、意外な有望銘柄発見につながることもあります。

動画の語り手も、初めて買った株は当時流行っていたゲームの関連グッズを出していた会社の株だったそうです。その後、アニメ化が発表されて株価が上がり、ビギナーズラックを得られたとか！まずは自分が興味を持てる、応援したいと思える企業を探してみるのも良いスタートかもしれませんね。

初めての株購入！心に刻みたい5つの注意点

株式投資で大きな失敗をしないために、以下の点に注意しましょう。

• 少額から始める：最初から大きな金額を投じると、株価が下がった時の精神的なダメージが大きくなります。まずは失っても生活に影響のない、少額から始めましょう。
• 余剰資金で行う：投資は、生活費や近い将来使う予定のあるお金ではなく、当面使う予定のない「余剰資金」で行うのが鉄則です。
• 損切りラインを決めておく：株価が予想に反して下がってしまった場合に、「ここまで下がったら、損失を覚悟で売る」というライン（損切りライン）を買う前に決めておくことが非常に重要です。損失の拡大を防ぐための大切なルールです。
• 目標株価を決めておく：「いくらまで上がったら売る」という目標株価も決めておきましょう。欲を出しすぎて売り時を逃したり、逆に少しの利益で満足して売ってしまったり（利小損大）するのを防ぐためです。
• 最初に決めたルールを守る：損切りラインや目標株価を決めても、いざその状況になると「もう少し待てば上がるかも…」「もっと上がるはずだ！」と感情に流されてルールを破ってしまいがちです。冷静に、最初に決めたルールを実行することが、長期的に資産を築く上で非常に大切です。

損切りは特に、自分の判断ミスを認める行為でもあるため、精神的に難しいものです。しかし、これができるかどうかが、投資で成功できるかどうかの分かれ道になると言っても過言ではありません。

株式投資で未来を切り開こう！

この動画（そしてこの記事）では、株式投資の基本から実践的な買い方、銘柄選び、注意点まで、初心者の方が知っておきたい情報を網羅的に解説しました。最初は誰もが初心者です。失敗することもあるかもしれませんが、その経験から学び、自分に合った投資スタイルを見つけていくことが大切です。

株式投資は、単にお金を増やすだけでなく、経済や社会の仕組みを学び、世の中の動きに敏感になるきっかけにもなります。この動画を参考に、まずは証券口座の開設という第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。あなたの投資家としての未来が、ここから始まるかもしれません！

この動画、見るべき？5段階評価

• 株式投資の基本を理解したい度：★★★★★
• 具体的な株の買い方を知りたい度：★★★★☆
• 投資の不安を解消したい度：★★★★☆