人気番組「Shark Tank」でおなじみの投資家、ロバート・ハージャベック氏。CEOを退任し、悠々自適な生活を送っているかと思いきや、その現実は私たちの想像をはるかに超えるものでした。彼の「普通の1週間」を追いかけたこの動画は、成功者のエネルギッシュな日常と、ビジネスや人生に役立つ深い洞察に満ちています。
見どころ
- 億万長者が語る成功哲学:★★★★★
- 超人的なスケジュール管理術:★★★★☆
- 圧巻の絶景!サウジアラビア紀行:★★★★★
億万長者のリアルな日常とは?
「世界に億万長者(ビリオネア)って何人いると思いますか?」動画は、ロバート氏のこんな問いかけから始まります。答えは、わずか3,194人。メディアでは毎日のようにその名前が取り上げられるため、もっと多くいるように感じてしまいますが、実際には極めて希少な存在なのです。
ロバート氏は、このメディアが作り出す「簡単になれそう」というイメージに警鐘を鳴らします。10億ドルという資産を築くことがどれほど困難なことか、その現実を忘れてはいけない、と。この動画は、そんな彼の言葉を裏付けるかのように、成功の裏にある絶え間ない努力と情熱的な日々を映し出していきます。CEOを退任した彼の「自由な時間」とは、一体どのようなものなのでしょうか?さっそく、その驚くべき1週間に密着してみましょう。
豆知識:「Shark Tank」とは?起業家が「シャーク」と呼ばれる投資家たちの前で事業計画をプレゼンし、出資を募るリアリティ番組です。実は、日本の人気番組「マネーの虎」のフォーマットを基に制作されており、世界中で大成功を収めています。
CEO退任後の「普通の1週間」が普通じゃなかった!
彼の1週間は、私たちが想像する「引退後の生活」とは全く異なります。まるで世界を股にかける現役ビジネスパーソンのように、分刻みのスケジュールで動いているのです。
最優先は「家族」、そして怒涛のビジネススケジュール
ロバート氏が何よりも大切にしているのは、妻のキムさんと幼い子供たちとの時間です。動画の冒頭でも、家族と過ごす穏やかな朝の風景が映し出されます。しかし、ひとたび仕事モードに切り替わると、そのスケジュールは圧巻の一言です。
- 複数の企業での役員業務
- 自身の投資先企業(Shark Tank関連も含む)の進捗確認
- 大手テクノロジー企業「CyberArk」のカンファレンスでの講演
- サウジアラビアのリヤドでの講演
- さらなる講演のためのアメリカへの帰国
- YouTubeチャンネル用のコンテンツ制作
これらが、たった1週間のうちに凝縮されています。彼のスケジュール帳は、もはや芸術的なテトリス状態かもしれませんね。このエネルギッシュな活動こそが、彼が第一線で輝き続ける秘訣なのでしょう。
肉体改造への挑戦!最高のトレーナーとの出会い
「お金を持つことの素晴らしい点の一つは、どんな旅路であれ、世界最高の専門家を雇えることだ」とロバート氏は語ります。彼は「可能な限り最高の身体になる」という目標を掲げ、世界最高のトランスフォーメーションコーチを雇いました。
トレーナーの「Chief」氏は、軍隊で兵士を訓練した経験を持つ、道35年の大ベテラン。彼の指導のもと、ロバート氏は厳しいトレーニングに励みます。Chief氏が語る成功の秘訣は、実にシンプルでした。「物事に優先順位をつけなければ、目標は達成できない」。これは、フィットネスだけでなく、ビジネスや人生のあらゆる側面に通じる真理ではないでしょうか。最高の自分を目指すためには、まず何が重要かを見極め、それを最優先する覚悟が必要なのです。
人の心を動かす!ロバート流スピーチの極意
ロバート氏は、世界中から引っ張りだこの講演者でもあります。彼が聴衆を魅了するスピーチには、明確な哲学がありました。
「何を感じてほしいか」が全ての鍵
彼が講演の準備をする際に必ず自問するのは、「私が話し終えた後、聴衆に何を感じてほしいか?」という一点です。そして、こう続けます。「人は、あなたが何を言ったかは忘れる。しかし、あなたが彼らをどう感じさせたかは決して忘れない」。
これは、プレゼンテーションや商談を行う全てのビジネスパーソンにとって、胸に刻むべき言葉でしょう。情報を正確に伝えることはもちろん重要ですが、それ以上に相手の感情に訴えかけ、心を動かすことができたかどうかが、真の成功を左右するのかもしれません。
自身の原体験を語る力
彼のスピーチがなぜあれほどまでにパワフルなのか。その答えは、彼自身の原体験にありました。8歳でカナダに移住した当初、彼の家族は非常に貧しく、いじめにも遭ったそうです。泣いて家に帰った彼に、母親はこう言いました。
「人生において、誰もあなたより優れている人はいない。でも、あなたも誰より優れているわけではない。常に敬意をもって人々に接しなさい」
この言葉は、彼の人生の礎となっています。自身の弱さや苦しみを隠さず、そこから得た教訓を誠実に語るからこそ、彼の言葉は聴衆の心に深く突き刺さるのです。動画内では、この話を聞いた聴衆が息をのみ、完全に引き込まれている様子が映し出されています。
世界を飛び回る!舞台はサウジアラビア・リヤドへ
彼の活動は北米だけにとどまりません。動画の後半では、サウジアラビアの首都リヤドへと飛びます。
急成長する中東の熱気
彼が参加したのは、巨大なカンファレンス「Biban 24」。会場の広さと参加者の熱気に、彼は「この地域は燃えている」と驚きを隠せません。「20年後、この地域がどうなっているか、信じられないほどだ」と語る彼の表情からは、新たなビジネスチャンスに対する興奮が伝わってきます。
圧巻の絶景!「世界の果て」を訪れて
ビジネスの合間には、リヤド近郊の絶景スポット「Edge of the World(世界の果て)」を訪れます。どこまでも続く断崖絶壁の上に立ち、彼はその壮大な風景に言葉を失います。ここはかつて海底だった場所であり、人類文明発祥の地の一部でもあります。
数千年前の歴史に思いを馳せながら、彼はこの土地の持つエネルギーを全身で感じているようでした。ラクダの乳を飲んだり、名産のデーツを味わったりと、現地の文化に触れる姿も印象的です。こうした異文化体験が、彼の視野を広げ、新たなインスピレーションの源となっているのでしょう。
豆知識:「Edge of the World」とは?正式名称はジュベル・フィフライン(Jebel Fihrayn)。約1億6千万年前のジュラ紀に形成された崖で、かつては海の底でした。リヤドから車で約2時間ほどの距離にある人気の観光スポットです。
成功の秘訣は「情熱」と「行動」にあり
ロバート・ハージャベック氏の1週間は、CEOという肩書を降りてもなお、彼の情熱が全く衰えていないことを証明していました。家族を愛し、自己研鑽を怠らず、世界中を飛び回って人々にインスピレーションを与える。その原動力となっているのは、彼の母親の教えに代表される謙虚な姿勢と、常に新しいことに挑戦し続ける探求心です。
彼は動画の中で、起業家たちにこう語りかけています。「人生で成功するためには、とにかくその場に現れなければならない(show up)」。つまり、行動を起こさなければ何も始まらない、ということです。



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