【皇帝の都ウィーン旅行記】巨大シュニッツェルに仰天!豪華絢爛な宮殿と美食を巡る旅

【皇帝の都ウィーン旅行記】巨大シュニッツェルに仰天!豪華絢爛な宮殿と美食を巡る旅 旅行

かつてハプスブルク帝国の中心として栄華を極めたオーストリアの首都、ウィーン。街の至る所に帝国の面影が残り、まるで街全体が美術館のような場所です。今回は、そんなウィーンの豪華すぎる街並みと、度肝を抜かれる巨大グルメ、そして世界遺産の宮殿を巡る旅の様子をお届けします。歴史と芸術、そして美食が好きな方なら、きっとウィーンの虜になること間違いなしですよ。

【ウィーンの旅 総合評価】

ウィーンは、ただ美しいだけの街ではありません。歴史的建造物が奏でる荘厳な雰囲気と、活気あふれる人々の日常が見事に融合しています。公共交通機関も発達しており、初めて訪れる方でも安心して観光を楽しめるでしょう。そして何より、ウィーンでしか味わえないグルメ体験が、あなたの旅を忘れられないものにしてくれます。

  • 見どころ① グルメの衝撃度:★★★★★
  • 見どころ② 宮殿と街並みの豪華さ:★★★★★
  • 見どころ③ 公共交通の利便性:★★★★☆

ウィーン到着!快適ホテルと美食の序章

ヨーロッパ7カ国目、オーストリアのウィーン中央駅に降り立った瞬間から、旅の期待感は高まります。今回お世話になったのは、駅から徒歩3分という好立地の「Star Inn Hotel Premium」。1泊約1万円という価格ながら、広くて清潔な部屋、独立したトイレとシャワー、そして冷蔵庫には無料の水まで用意されているという、まさに至れり尽くせりの快適空間でした。

旅の基本情報: オーストリアの通貨はユーロ。日本との時差は7時間です。水道水は基本的に飲むことができ、街中には美味しい水が飲める水飲み場も設置されています。通信環境も良好で、快適な滞在が期待できます。

ウィーンの夜と絶品マルゲリータ

長旅の疲れから少し昼寝をするつもりが、気づけばすっかり夜に。夜のウィーンは、中心部を離れると意外と静かで落ち着いた雰囲気です。夕食を求めて歩いていると、美味しそうなピッツェリアを発見。オーストリアのビールは、ほのかに甘みがあってマイルドな味わいで、旅の疲れを癒してくれます。

そしてお待ちかねのマルゲリータピザ!トマトの酸味とチーズのコクが絶妙で、生地は軽くてあっさりしているため、深夜でもペロリと食べられてしまいました。ウィーンでの最初の食事は、幸先の良いスタートとなりました。

これぞウィーン名物!巨大グルメに挑戦

ウィーンといえば、絶対に外せない名物料理があります。それは、仔牛のカツレツ「シュニッツェル」。そして、それ以外にも驚くようなグルメが待っていました。

顔より大きい?!衝撃のシュニッツェル体験

ウィーンに来たからにはシュニッツェルを食べなければ始まらない!ということで、Googleマップでも大人気の名店「Figlmüller」へ向かいました。しかし、その人気は想像を絶するもので、お店の前には長蛇の列が。45分ほど待って、ようやく店内へ案内されました。

そして運ばれてきたのが、名物のシュニッツェル!その大きさに、思わず声が出てしまいます。本当にお皿からはみ出しているんです!揚げたての衣はサクサクで驚くほど軽く、中の仔牛肉は柔らかくてジューシー。味付けも絶妙で、こんなに大きいのに飽きることなく食べ進められます。

付け合わせに頼んだポテトサラダも、ただものではありません。少し甘めのドレッシングが和えられたポテトは、濃厚ながらも爽やかで、シュニッツェルとの相性も抜群でした。これは並んででも食べる価値、大アリです!

骨までしゃぶりつけ!絶品巨大スペアリブ

ウィーンの巨大グルメはシュニッツェルだけではありません。次なる挑戦は、その名も「Ribs of Vienna」で味わうスペアリブです。お店はトンネルのようなお洒落な内装で、期待が高まります。

そして、テーブルに運ばれてきたスペアリブを見て、再び絶句。これもまた、とんでもないサイズです!甘じょっぱいタレで香ばしく焼き上げられたリブは、柔らかくて骨からホロリと外れます。一口食べれば、肉の旨味とタレの香ばしさが口いっぱいに広がり、まさに至福の瞬間。付け合わせのコールスローが爽やかなので、濃厚なスペアリブの合間に食べると、口の中がリフレッシュされて、また新たな気持ちで肉にかぶりつけます。見た目のボリュームに圧倒されますが、意外と骨が多いので、最後まで美味しくいただくことができました。

B級グルメも侮れない!街角の味

高級料理だけでなく、気軽に楽しめるB級グルメもウィーンの魅力です。街角にあるソーセージスタンド「ヴルステルシュタント」では、焼きたてのグリルソーセージをパンに挟んだホットドッグが楽しめます。パリッとしたソーセージの食感と、肉汁のジューシーさがたまりません。

また、「レバーケーゼ」という、レバーやひき肉をパン型に入れて焼いたミートローフのような料理も名物です。パンに挟んでもらうと、程よい塩気がパンと絶妙にマッチして、小腹が空いたときにぴったりの一品でした。

ハプスブルク家の栄華を巡る!ウィーン観光ハイライト

美食でお腹を満たした後は、ウィーンの豪華絢爛な歴史的建造物を巡ります。どこを切り取っても絵になる街並みは、歩いているだけで心が躍ります。

豪華絢爛!世界遺産シェーンブルン宮殿

ウィーン観光のハイライトといえば、ハプスブルク家の夏の離宮であった「シェーンブルン宮殿」です。宮殿内部は残念ながら撮影禁止ですが、その豪華さは想像を何倍も上回るものでした。日本語のオーディオガイドを借りれば、一つ一つの部屋の歴史や物語を深く理解しながら見学できるので、非常におすすめです。

宮殿のすごさは、その広大な庭園にもあります。美しく手入れされた芝生や花々、ギリシャ神話をモチーフにした壮大な「ネプチューンの噴水」など、見どころが満載。そして、庭園の丘の上に建つ「グロリエッテ」からの眺めは、まさに絶景!シェーンブルン宮殿とウィーンの市街地を一望できるこの場所で、優雅なカフェタイムを過ごすのは最高の贅沢でした。

豆知識:ジブリ感あふれる木のトンネル: シェーンブルン宮殿の庭園には、まるでジブリ映画に出てきそうな、どこまでも続く木のトンネルがあります。木漏れ日の中を散策すれば、物語の世界に迷い込んだかのような気分を味わえますよ。

観光名所が大渋滞?!リンクシュトラーセ周辺

ウィーンの中心部は、まさに「観光名所のハイパーインフレ」状態!旧市街を囲む環状道路「リンクシュトラーセ」沿いには、重要な建物がこれでもかと密集しています。

  • ホーフブルク王宮: 約600年にわたりハプスブルク家の皇帝が暮らした場所。現在は博物館や図書館として利用されています。そのスケールの大きさに圧倒されます。
  • シュテファン大聖堂: ウィーンのシンボル的存在。天高くそびえる塔と、モザイク模様の屋根が特徴的です。内部の荘厳な雰囲気も必見です。
  • ウィーン国立歌劇場(オペラハウス): 「音楽の都」ウィーンを象徴する建物のひとつ。一度はここでオペラ鑑賞をしてみたいものです。

その他にも、国会議事堂、市庁舎、美術館、博物館などが立ち並び、どこから見ていいか迷ってしまうほど。街中を優雅に走る馬車「フィアカー」も、帝国の都の雰囲気を一層引き立てています。

ウィーン旅行で役立つ!豆知識&Tips

最後に、ウィーン旅行をより楽しむためのちょっとした情報をお届けします。

地下鉄(U-Bahn)を乗りこなそう!

ウィーン市内の移動には、地下鉄(U-Bahn)が非常に便利です。券売機でチケットを購入できますが、面白いことに改札がありません。しかし、だからといって無賃乗車は厳禁!乗車前に、駅の入り口やホームにある青い刻印機でチケットに日時を刻印(バリデーション)するのを忘れないようにしましょう。これを忘れると、検札があった場合に高額な罰金を科される可能性があります。24時間券などを買えば、乗り降りのたびに切符を買う手間が省けて便利ですよ。

カフェ文化と伝統のザッハトルテ

ウィーンといえば、優雅なカフェ文化も欠かせません。今回は、皇室御用達だった名店「Demel(デメル)」で、世界的に有名なチョコレートケーキ「ザッハトルテ」をいただきました。濃厚なチョコレートコーティングはかなり甘いですが、甘さ控えめの生クリームと一緒に食べると絶妙なバランスに。優雅な内装のカフェで、貴族のような気分を味わうのもウィーン旅行の醍醐味です。

美食と芸術に酔いしれるウィーンの旅

帝国の面影を残す豪華な街並み、度肝を抜かれるほどの巨大グルメ、そして心癒される美しい庭園。ウィーンは、訪れる人々を飽きさせない魅力に満ちあふれた街でした。歴史、音楽、芸術、そして食。すべてが一級品のこの街で過ごした時間は、まさに夢のようでした。

圧倒されっぱなしのウィーンに別れを告げ、次なる目的地は、世界で最も首都間の距離が近いと言われるスロバキアのブラチスラバへ。列車でわずか1時間の旅が、また新たな発見をもたらしてくれることでしょう。

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