太蔵節炸裂!新NISAはやらない!? 杉村太蔵が語る「投資・事業・ハッピー」の法則

太蔵節炸裂!新NISAはやらない!? 杉村太蔵が語る「投資・事業・ハッピー」の法則 インタビュー

元衆議院議員でタレント、そして投資家・実業家としても活躍する杉村太蔵さん。歯に衣着せぬ物言いとユニークなキャラクターで人気ですが、その資産形成術や人生観は意外と(?)堅実で示唆に富んでいます。

今回は、杉村さんの現在のポートフォリオから、新NISAに対する考え、地方創生にかける情熱、そして「銀行をとことん使い倒せ!」というユニークなアドバイスまで、お金と人生について語り尽くしたインタビューを徹底解説。読めばきっと、あなたも「ハッピー」になるためのヒントが見つかるはずです!

杉村太蔵の「今」:テレビ、地方創生、そして株式投資

テレビで見ない日はないほど活躍されている杉村太蔵さんですが、その収入源や資産構成は一体どうなっているのでしょうか?ご自身の言葉で赤裸々に語っていただきました。そこには、単なるタレントではない、実業家・投資家としての顔が見えてきます。

収入源は3本柱!「タレント」「地方創生」「株式」その割合は?

現在の杉村さんの収入ポートフォリオは、大きく分けて3つ。その割合も公開してくれました!

  • タレント業:約30% (テレビ出演や講演など)
  • 地方創生事業(不動産):約50% (旭川や下関などでの新規創業支援)
  • 株式投資:約20%

驚くべきは、地方創生事業が収入の半分を占めていること! これは、単なる不動産投資ではなく、地方都市の駅前商店街などで、敷金・礼金・保証金ゼロ、厨房機器なども用意し、意欲ある人がチャレンジしやすい環境を作るという、まさに「事業」。

杉村さん自身、「正直言って投資ちょっと飽きてる」「(投資は)他人のふんどし感が否めない」と語るように、自分で汗をかき、社会に貢献しながら収益化を目指すこの事業に、今一番力を入れているようです。政治家時代に感じた地方衰退への問題意識が、現在の活動の原動力になっているのですね。

なぜ新NISAをやらない?太蔵流の言い分とは

2024年から始まった新NISA制度。「あんなすごい制度ないですよ!」「大ホームラン政策」と杉村さん自身も大絶賛。非課税期間が無期限で、投資枠も大幅に拡大されたこの制度、投資家である杉村さんなら当然活用している…と思いきや、「やってません!」とまさかの告白!

その理由は…「冬眠中だから」? いやいや、どうやら理由はシンプルで、「1800万円の枠じゃないから」とのこと。つまり、既にNISA枠を超える規模で投資を行っているため、今さらNISAを始める必要性を感じていない、ということのようです。

過去の投資で得た利益を地方創生事業に再投資しているという話からも、その資産規模がうかがえますね。凡人からすると「かっこいい…」としか言えません!ただ、制度自体は素晴らしいと評価しているので、これから資産形成を始める人には強く推奨しているようです。

豆知識:新NISAとは?
2024年1月から始まった新しいNISA(少額投資非課税制度)のこと。「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、年間最大360万円まで投資可能。生涯の非課税保有限度額は1,800万円。投資で得た利益(配当金・分配金・譲渡益)が非課税になる、個人の資産形成を応援する制度です。

株式投資のスタイル:「太蔵ジャパン」の厳選銘柄

杉村さんの株式投資スタイルは、日本株、特に大型株が中心。番組内で「太蔵ジャパン」として紹介された銘柄は、まさに王道中の王道でした。

  • NTT
  • トヨタ自動車
  • 三井物産(時々、伊藤忠商事も)
  • 三井不動産(三菱地所も)
  • ブリヂストン
  • リート(特にホテル・リゾート系のJリート「星野リゾート・リート投資法人」がお気に入り)

銀行株は「あんまり好きじゃない」そうですが、ポートフォリオに加えることもあるようです。個別株を選ぶ理由として「投資信託よりリターンが大きいじゃん」「楽しくないですか?」と語るあたりは、太蔵さんらしいですね。また、投資は「自分の子供を預ける感覚」であり、「その会社に頑張ってほしい」という応援の気持ちも大切にしているとのこと。だからこそ、情報を取りやすく、応援しやすい日本株が中心になっているのかもしれません。

投資だけじゃない!「事業」のススメと銀行活用術

杉村さんが今、投資以上に情熱を注いでいるのが「事業」です。そして、これから何かを始めたい人に向けて、目からウロコのアドバイスを送ります。

「投資は他人のふんどし」!? 事業家・杉村太蔵のホンネ

「投資って、買ったら最後あと祈るしかないじゃないですか」。この言葉に、杉村さんの事業への想いが凝縮されています。投資は良くも悪くも、投資先の企業や市場の動向に委ねる部分が大きい。

それに対し、事業は自分の努力や工夫次第で結果を変えられる可能性がある。「手のほどこしようがある」ところに、投資にはない面白さややりがいを感じているようです。特に、地方創生事業のように社会的な意義を感じられるものであれば、なおさらでしょう。

副業より「複業」!複数の収入源を持つ重要性

「これからは複数の業、『複業』を持つことがすごく重要じゃないかな」。杉村さんは、本業・副業という考え方ではなく、複数の業務、複数の収入源を持つことを推奨します。これは、リスク分散という意味合いだけでなく、自身の可能性を広げるという意味でも重要です。杉村さん自身も「仮にテレビで干されましたと、公園もダメになりましたって言っても、この不動産の事業がある」と語るように、一つの柱に依存しない生き方を実践しています。

銀行をとことん使い倒せ!起業・資金調達の秘訣

「何か事業を始めたいなら、まず銀行に行け!銀行をもっと使いこなせ!」。これは杉村さんからの熱いメッセージです。なぜ銀行なのか?そのメリットは計り知れないと言います。

  • 事業計画の「答え合わせ」ができる: 銀行員は融資のプロ。「貸した金が返ってくるか」という厳しい視点で事業計画を見てくれるため、その計画が現実的かどうかの客観的な評価が得られます。
  • プロのアドバイスがもらえる: 融資担当者は多くの事業を見ているため、計画の甘さや改善点について具体的なアドバイスをくれることがあります。「こうしたらどうですか?」と一緒に考えてくれる担当者もいるとか。
  • 融資の可能性を探れる: 自己資金だけでなく、融資という選択肢があることを知るだけでも心強い。複数の銀行(メガバンク、地方銀行、信用金庫など)を回ってみるのがおすすめです。
  • 相談は無料!: これだけのメリットがありながら、相談自体は無料です。こんなにコスパの良い相談相手はいません!

杉村さん自身も、地方創生事業を始める際に多くの銀行と話し、「これはいけるな」という自信と融資を得られた経験があるそうです。「金利を払ってる分のサービスを受けなきゃだめですよ!」という言葉通り、資金調達だけでなく、経営上の悩み相談など、銀行をもっと身近なパートナーとして活用すべきだと力説します。

なるほど!:地域の味方「信用金庫」を活用しよう!
メガバンクや地方銀行は敷居が高い…と感じる場合でも、地域に根差した「信用金庫」や「信用組合」は、スモールビジネスや個人の起業に対して親身に相談に乗ってくれることが多いです。ぜひお近くの信用金庫のドアを叩いてみてはいかがでしょうか。

投資のリアル:太蔵流「しくじり」と心理学

投資家としても経験豊富な杉村さん。その裏には、数々の「しくじり」体験も…? 投資で誰もが陥りがちな心理的なワナについて、自身の経験も交えながら語ります。

「上がった株は買い戻せない…」投資家心理のワナ

「買った株が上がって売りました。その後さらに上がっていきました。その上がったところで買えますか? これ買えないのよ人間!」。これは投資経験者なら「あるある!」と頷くのではないでしょうか。自分が売った価格より高い値段で同じ株を買い直すのは、自分の判断が間違っていたと認めるようで、心理的な抵抗が大きいものです。

しかし杉村さんは、「本当の投資家って、売った株が上がった、その上がった時に買いに行くやつがね、本当に勝つんだよ」と逆説的な真理を語ります。常に冷静に状況を判断し、過去の自分の判断に固執せず、上昇トレンドに乗り続けられるかどうかが、大きなリターンを得るための鍵なのかもしれません。言うは易し、行うは難しですが…。

含み損は耐えられるけど…太蔵的「しくじり先生」エピソード

杉村さんにも苦い思い出が。ある時、日産自動車の株を購入。しかし、買うと下がるのが株の常? どんどん値下がりし、含み損はついにマイナス1,000万円に!精神的に追い詰められる中、ようやく株価が反転。マイナス500万、マイナス100万と損失が減っていき…ついにプラス3万円になった瞬間、「もう我慢できない!」と売却!…した次の日にストップ高になったそうです。「きゃー!」と叫びたくなる気持ち、よく分かります!

「含み損って我慢できるんだけど、含み益をほっとくっての難しくない?」という言葉通り、少しでも利益が出ると確定したくなるのが人情。しかし、大きな利益を得るためには、時にはじっと耐えることも必要なのですね。

SNS投資詐欺に喝!「人に流されるな」

「杉村太蔵がお勧めしたからこの株を買うとかね、それは良くないと思うね」。杉村さんは、安易に人の意見に流されることの危険性を指摘します。特にSNS上には、「〇〇さんが言うなら間違いない」「100%儲かる」といった甘い言葉で誘う投資詐欺が後を絶ちません。「なんでそんなのに引っかかる!」と杉村さんも呆れ顔。どんな情報であれ、最終的には自分で考え、判断することが、大切なお金を守るための鉄則です。

政治の動きもチェック!投資のヒントは「施政方針演説」にあり

元政治家ならではの視点として、杉村さんは「政治の動き、特に総理大臣の発言は投資のヒントの宝庫」だと語ります。

特に注目すべきは、毎年1月の通常国会冒頭で行われる「施政方針演説」と、臨時国会などで述べられる「所信表明演説」。ここには、政府がこれから1年間、あるいはその政権が、どのような方針で国づくりを進めていくのかが示されています。

「グリーン」「デジタル」「スタートアップ支援」「半導体」など、政府が力を入れる分野が分かれば、それは関連する産業や企業の成長期待につながり、投資判断の重要な材料になります。過去の演説を読み返すと、「確かにそうなったな」という答え合わせもできるとか。経済ニュースだけでなく、政治の動向にもアンテナを張っておくことが、より良い投資判断につながるかもしれません。

注目ポイント:総理大臣の演説をチェック!
「施政方針演説」や「所信表明演説」は、首相官邸のウェブサイトなどで全文を読むことができます。少し難しく感じるかもしれませんが、政府がどの分野に予算や政策を集中させようとしているのかを知る上で、非常に価値のある情報源です。

究極のゴールは「ハッピー」!杉村太蔵の人生哲学

投資の話、事業の話、政治の話…様々なテーマで語ってきた杉村さんですが、最後にたどり着いた究極のゴールは、とてもシンプルなものでした。それは「ハッピー」であること。

「いくら残高が増えたって、ハッピーにならなきゃ意味ない」。周りがどう言おうと、自分が「ああ、ハッピーだな」と思えるかどうかが一番大事。資産形成も、事業も、そのための手段に過ぎない。この言葉には、多くの人が共感するのではないでしょうか。お金や成功に振り回されるのではなく、自分自身の「ハッピー」とは何かを見つめ、それを追求していくことこそが、豊かな人生を送る秘訣なのかもしれません。

太蔵節から学ぶ、お金と人生の向き合い方

今回の杉村太蔵さんのインタビューは、単なる投資術や成功法則にとどまらず、お金とどう向き合い、人生をどう豊かにしていくかという、普遍的なテーマについて考えさせられる内容でした。時にユーモラスに、時に熱く語られる言葉の中には、すぐに実践できるヒントから、人生哲学に至るまで、多くの学びが散りばめられています。

「複業」や「銀行活用術」など具体的なアクションのヒントを得たい方、投資や事業に対する考え方を深めたい方、そして何より、杉村太蔵さんの飾らない人柄や「ハッピー」を目指す生き方に触れたい方は、ぜひ動画本編をチェックしてみてください。きっと、あなたのお金と人生に対する向き合い方に、ポジティブな変化が訪れるはずです!

この動画、見るべき?5段階評価

  • 投資や事業のリアルな話、実践的なヒントが欲しい:★★★★★ (銀行活用術は必見!)
  • 杉村太蔵さんのキャラクターや人生観に興味がある:★★★★★ (太蔵節と「ハッピー」哲学が満載!)
  • 新NISA以外の資産形成や働き方を考えたい:★★★★☆ (「複業」の考え方は参考になる!)

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