伝説のルート66完全走破!絶品グルメと映画『カーズ』の聖地を巡る究極のRV旅

伝説のルート66完全走破!絶品グルメと映画『カーズ』の聖地を巡る究極のRV旅 旅行

アメリカの歴史を象徴する伝説の道、ルート66。シカゴからロサンゼルスまで続くこの道をRVで走り抜け、最高のレストランを見つけ出すという、壮大なグルメ旅の記録をお届けします。この記事を読めば、あなたもきっとアメリカ横断の夢を見たくなるはず。さあ、最高のロードトリップへ出発しましょう!

見どころ5段階評価

  • 絶品グルメとの出会い:★★★★★
  • 映画『カーズ』の聖地巡礼度:★★★★★
  • アメリカの原風景とノスタルジー:★★★★☆

旅の始まり:伝説の道へ

物語は、イリノイ州シカゴ、通称「ウィンディシティ」から始まります。全長2,448マイル(約3,940km)にも及ぶルート66は、1926年に設立されたアメリカで最も有名な国道のひとつです。ダイナー、ホテル、ガソリンスタンドなど、古き良きアメリカのロードトリップ文化を生み出したことから、「マザーロード」という愛称でも親しまれています。

この壮大な旅の相棒は、友人のジム。そして、私たちの移動と宿泊の拠点となるのは、なんとRV(キャンピングカー)です!これから始まる食い倒れの旅に備え、まずはシカゴの街を歩いて最初の目的地へ向かいます。

豆知識:ルート66が「マザーロード」と呼ばれる理由

ルート66は、作家ジョン・スタインベックが小説『怒りの葡萄』の中で、大恐慌時代に希望を求めて西へ向かう人々の主要な移動路として描いたことから「マザーロード」と名付けられました。この道は単なる道路ではなく、多くのアメリカ人にとって夢や希望、そして時には困難の象徴だったのです。

最初のレストラン:Lou Mitchell’s

記念すべき1軒目は、1923年創業の老舗ダイナー「Lou Mitchell’s」。ここは「マザーロードの最初の停留所」として知られ、店内はルート66の記念品で溢れています。この旅全体のトーンを決める重要な一食、期待と少しの緊張を胸に店内へ足を踏み入れました。

注文したのは、名物のチョコレートチップパンケーキ。運ばれてきたパンケーキは、生地にチョコチップが練り込まれているのではなく、上にトッピングされているスタイル。しかし、その味はまさに完璧!ふわふわで軽く、甘すぎない生地に、自家製のメープルシロップが絶妙に絡み合います。これは幸先の良いスタートだ!と確信させてくれる一皿でした。

さらに、このお店では席で待っている間にフルーツやドーナツホールを配ってくれるという嬉しいサービスも。ウェイトレスのオードリーさんの温かい人柄にも触れ、心もお腹も満たされる最高のスタートを切ることができました。評価は堂々の8/10点です。

中部を横断:絶品グルメと映画の世界へ

RVに乗り込み、本格的なロードトリップが始まります。次なる目的地は、同じくイリノイ州にある「Dell Rhea’s Chicken Basket」。ここは人気グルメ番組で紹介されたこともあるフライドチキンが有名なお店です。

名物チキンとマカロニチーズ:Dell Rhea’s Chicken Basket

ビュッフェ形式で、名物のフライドチキンやマカロニチーズを心ゆくまで堪能。チキンはとてもジューシーで、感謝祭を彷彿とさせるような家庭的な味わい。特にジムが絶賛していたバーベキューチキンは格別の美味しさだったようです。濃厚でクリーミーなマカロニチーズも印象的でした。最終的な評価は、二人合わせて7.9/10点。高評価ですが、Lou Mitchell’sには一歩及ばずといったところでしょうか。

その後、アメリカで最も長く営業を続けるレストランの一つ「Ariston Cafe」にも立ち寄りました。雰囲気は少し不思議な感じでしたが、デザートの「チョコレートディライト」は絶品!旅はまだまだ続きます。

映画『カーズ』の世界へ:カンザス州ガリーナ

この旅の大きな目的の一つが、映画『カーズ』のモデルになった場所を訪れること。カンザス州ガリーナにある「Cars on the Route」は、まさにその聖地です。ここには、映画の人気キャラクター「メーター」のモデルになった、本物のレッカー車「トウ・テイター」が展示されています!

錆びついた愛嬌のある姿は、映画からそのまま飛び出してきたかのよう。ピクサーの制作チームがこのレッカー車を見てインスピレーションを得たというエピソードを知ると、感動もひとしおです。この町自体も、高速道路の開通によって寂れてしまったという歴史が映画のストーリーと重なり、深く考えさせられる場所でした。

豆知識:『カーズ』とルート66の深い関係

映画『カーズ』の舞台である「ラジエーター・スプリングス」は、ルート66沿いにある多くの町から着想を得ています。映画は、新しい州間高速道路の建設によって寂れてしまった古き良き町へのノスタルジーと愛情を描いており、ルート66の歴史そのものを物語っているのです。

旅のハイライト!サリーのモデルに出会う:The Rock Cafe

オクラホマ州ストラウドにある「The Rock Cafe」は、この旅で最も衝撃を受けたレストランかもしれません。なんとこのお店のオーナー、ドーン・ウェルチさんは、映画『カーズ』のキャラクター「サリー」のモデルになった人物なのです!

店内にはサリーのスケッチが飾られ、雰囲気は最高。しかし、驚くべきはその料理のクオリティでした。私が注文した「チキンフライドポークカツレツ」は、外はカリッと、中は驚くほど柔らかく、特製のグレービーソースとの相性も抜群。ジムが頼んだベーコンチーズバーガーも、これまでに食べたことがないほどの絶品だったようです。

残念ながらドーンさん本人にお会いすることはできませんでしたが、料理の味、店の雰囲気、そしてその背景にあるストーリー、すべてが完璧でした。評価は驚異の9.8/10点!暫定1位に躍り出ました。

胃袋の限界へ挑戦!テキサスの巨大ステーキ

旅はテキサス州アマリロへ。ここで待ち受けていたのは、この旅一番のクレイジーな挑戦でした。訪れたのは、州で最も有名と言っても過言ではない「The Big Texan Steak Ranch」。ここの名物は、なんと72オンス(約2kg)の巨大ステーキチャレンジです!

ステーキ、サラダ、シュリンプカクテル、ベイクドポテト、パンを60分以内に完食すれば無料になるというこの挑戦。店内の特設ステージに座ると、まるでショーの始まりです。何百人もの観客に見守られながら、巨大な肉塊との戦いが始まりました。

最初のうちはアドレナリン全開で食べ進めますが、徐々に満腹中枢が悲鳴を上げ始めます。顎は疲れ、思考は停止寸前。結果は……残念ながらタイムアップ!二人とも半分ほど食べたところでギブアップとなりました。これは食べ物というより、もはやスポーツです。店の雰囲気は最高に楽しかったですが、スコアは5.5/10点と、少し厳しめの評価になりました。

旅の折り返しと西への道

巨大ステーキとの死闘を乗り越え、旅はいよいよ後半戦へ。テキサス州エイドリアンは、ルート66のちょうど中間地点です。

中間地点の感動:Midpoint Cafe

「Midpoint Cafe」は、映画『カーズ』の「フロー」のモデルになったオーナーがいたことでも知られています。店内は世界中からの旅行者が残したサインで埋め尽くされ、まさに「アメリカーナ」といった雰囲気。ここで食べたシンプルなビスケット&グレイビーは、疲れた体に染み渡るような、心温まる美味しさでした。

偶然居合わせたバイク乗りのグループとの交流もあり、ロードトリップならではの出会いの素晴らしさを実感しました。評価は9.4/10点と、The Rock Cafeに迫る高得点です。

ニューメキシコの味:66 Diner

アルバカーキにある「66 Diner」は、50年代にタイムスリップしたかのようなレトロでポップな内装が魅力です。ここで味わったのは、ニューメキシコ州特産のハッチチリを使った「66バーガー」。ピリッとした辛さとスモーキーな風味が特徴のハッチチリが、ジューシーなパティと絶妙にマッチ!これもまた忘れられない味となりました。こちらも9.4/10点で、Midpoint Cafeと並びました。

ついに最終章:カリフォルニア、そして旅の終わりへ

アリゾナ州を抜け、ついに最後の州、カリフォルニアへ。砂漠地帯を走り抜ける道のりは、まさに冒険そのものです。

砂漠に佇む伝説の場所:Roy’s Motel and Cafe

カリフォルニア州アンボイにある「Roy’s Motel and Cafe」は、現在はほとんどが廃墟となっていますが、ルート66を象徴する最もアイコニックな場所の一つです。ネオンサインが寂しくも美しく佇む風景は、まるで映画のワンシーンのよう。ここでガソリンを給油し、かつての旅人たちに思いを馳せました。

最後の奇跡:もう一つのRoy’s Cafe

旅の最後の食事は、偶然知ったもう一つの「Roy’s Cafe」。こちらはバーストウで営業しており、オリジナルのRoy’sへのオマージュとして建てられたレストランです。ここで食べたメキシコ風の朝食「マチャカ&エッグ」が、信じられないほどの美味しさでした!

家庭的でありながら本格的な味わいは、旅の疲れを吹き飛ばし、最高の締めくくりに。個人的な思い出も相まって、感動的な食事となりました。そして、ここで付けたスコアは……なんと9.8/10点!The Rock Cafeとまさかの同率1位という結果になりました!

最高のレストランと旅の総括

6日間にわたる壮大な旅は、カリフォルニア州サンタモニカの桟橋で終わりを告げました。最高のレストランは、オクラホマ州の「The Rock Cafe」とカリフォルニア州の「Roy’s Cafe」の2軒という結果に。どちらも甲乙つけがたい、素晴らしいレストランでした。

この旅で得たものは、美味しい料理の思い出だけではありません。友人ジムとの絆、道中で出会った温かい人々、そしてアメリカの歴史そのものを肌で感じた経験は、何物にも代えがたい宝物です。

もしあなたが日常から抜け出して冒険をしたいなら、ぜひルート66を旅してみてください。そこには、忘れられない出会いと感動が待っているはずです。

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