【ベルギー日帰り旅行Vlog解説】パリから1時間半!世界一美しい広場と絶品グルメを巡るブリュッセル弾丸ツアー

【ベルギー日帰り旅行Vlog解説】パリから1時間半!世界一美しい広場と絶品グルメを巡るブリュッセル弾丸ツアー 旅行

パリからのショートトリップで、ヨーロッパの美しい街並みと絶品グルメを堪能してみませんか。今回は、高速鉄道タリスに乗ってベルギーの首都ブリュッセルを1日で満喫する、充実の観光プランをVlogの記録と共にご紹介します。歴史的な建造物から、甘い誘惑のスイーツ、そして心温まる地元料理まで、ブリュッセルの魅力をぎゅっと凝縮した1日です。この旅は、きっとあなたの心に素敵な思い出を刻んでくれるはずです。

【総合評価】

短い滞在時間でも、ブリュッセルの魅力を存分に味わえる大満足の旅でした。計画的に動けば、主要な観光スポットと名物グルメを制覇できます。街全体がコンパクトで歩きやすく、初心者でも安心して楽しめるのが嬉しいポイントです。

  • 見どころ① グラン=プラスの荘厳な美しさ:★★★★★
  • 見どころ② 絶品ベルギーグルメの食べ歩き:★★★★★
  • 見どころ③ 絵本のような街並みとショッピング:★★★★☆

パリからブリュッセルへ!波乱の幕開けとなった列車の旅

旅の始まりはパリ北駅(Gare du Nord)から。高速鉄道タリスに乗って、約1時間20分でブリュッセル南駅(Brussels Sud/Midi)へと向かいます。チケットは事前に予約サイト「klook」で購入しておくとスムーズです。しかし、私たちの旅はいきなりハプニングから始まりました!

駅での乗り換えに手間取ってしまい、まさかの出発時間ギリギリに。映画のワンシーンのようにホームを猛ダッシュする羽目に!幸いにも、予想していた手荷物検査がなく、なんとか間に合いましたが、心臓に悪いスタートでした。これからタリスを利用される方は、時間に余裕を持った行動をおすすめします。

やっとの思いで乗り込んだ車内は満席。なんとか確保できたボックス席は、残念ながら進行方向と逆向きでした。とはいえ、窓の外に広がる朝の景色を眺めながらの列車旅は、やはり格別です。うとうとしているうちに、あっという間にブリュッセルの街並みが見えてきました。

豆知識:高速鉄道タリス(Thalys)タリスは、パリ、ブリュッセル、アムステルダム、ケルンなどを結ぶ国際高速列車です。最高速度は時速300kmにも達し、都市間の移動を快適かつスピーディーにしてくれます。チケットは早く予約するほど割引率が高くなることが多いので、旅の計画が決まったら早めに押さえるのがお得です。

ブリュッセル到着!まずは絶品ワッフルで腹ごしらえ

ブリュッセル南駅に到着後、まずはホテルがあるロジェ駅へ向かいます。しかし、ここでもまた試練が。ブリュッセルの地下鉄は路線が多く、どの電車に乗れば良いのか少し戸惑ってしまいました。なんとか北駅方面へ向かう電車に乗り込み、無事にロジェ駅に到着。駅周辺はビジネス街のような雰囲気で、パリとはまた違った空気が流れていました。

ホテルに荷物を預け、身軽になったところで、早速お目当てのベルギーワッフルを目指します!

忘れられない味!「Crazy」の焼きたてワッフル

私たちが向かったのは、グラン=プラスへ向かう道中にあるワッフル店「Crazy」。店先には甘い香りが漂い、期待に胸が膨らみます。ここのワッフルは、焼きたてで外はサクッ、中はふわっとしていて、バターの風味が豊か。一口食べた瞬間に「これは美味しい!」と全員が感動するほどの絶品でした。あまりの美味しさに、シェアするはずが結局一人一個ずつペロリと平らげてしまいました。

世界遺産グラン=プラスの圧倒的な美しさに感動!

ワッフルでエネルギーをチャージした後は、いよいよブリュッセルの中心地、世界遺産にも登録されているグラン=プラスへ。ロジェ駅からは歩いて15分ほどで到着します。

世界で最も美しい広場

「世界で最も美しい広場」と称されるグラン=プラスは、その名に恥じない圧巻の光景でした。ゴシック様式の壮麗な市庁舎、その向かいに立つ王の家(市立博物館)、そして周囲を囲むギルドハウス。特にギルドハウスの屋根には、それぞれの職業を表す像が飾られており、まるで中世のゲームの世界に迷い込んだかのような気分にさせてくれます。

この日は偶然にも大学の卒業式が行われており、学生たちがアカデミックガウンを着て角帽を空に投げる、映画でしか見たことのない光景に遭遇!という貴重な体験もできました。

チョコレートの誘惑「ギャルリー・サンテュベール」

グラン=プラスのすぐ近くには、美しいアーケード「ギャルリー・サンテュベール」があります。ここは「チョコレート通り」とも呼ばれるほど、有名なショコラティエが軒を連ねる場所。ガラス張りの天井から光が差し込むアーケードは、歩いているだけで心が躍ります。

友人におすすめされたチョコレートショップ「Neuhaus(ノイハウス)」にも立ち寄りました。量り売りなので値段が分からず少しドキドキしましたが、せっかくなのでいくつか購入。美しいチョコレートが並ぶショーケースは、見ているだけでも幸せな気持ちになります。

荘厳な教会と絶景!ブリュッセルの芸術散歩

街の中心部を堪能した後は、少し足を延ばして芸術的なスポットを巡ります。

400年の歴史を誇るサン・ミッシェル大聖堂

次に向かったのは、約400年の歳月をかけて建設されたというゴシック様式の「サン・ミッシェル大聖堂」。ベルギーで最も格式高い教会と言われており、その荘厳な佇まいに圧倒されます。一歩中に足を踏み入れると、静寂な空間に美しいステンドグラスの光が差し込み、思わず息をのみました。大聖堂の目の前にある大きな公園からの眺めも素晴らしかったです。

芸術の丘からのパノラマビュー

続いて訪れたのは「芸術の丘」。階段を上っていくと、ブリュッセルの街並みを一望できる絶景が広がっています。この日はアコーディオンの生演奏も聞こえてきて、なんともロマンチックな雰囲気。庭園のベンチでは、たくさんの人がパンを片手に休憩していて、地元の人々の日常を垣間見ることができました。

これぞベルギーの味!本場のフリッツとワッフル食べ比べ

ブリュッセルに来たからには、名物グルメを制覇しないわけにはいきません!散策でお腹を空かせた私たちは、ベルギーのソウルフードを求めて再び街の中心部へ。

行列のできるフリッツ専門店「Fritland」

ベルギーといえば、フライドポテト、現地では「フリッツ」と呼ばれます。私たちが向かったのは、地元の人にも観光客にも大人気の「Fritland」。どこのフリッツ屋さんも行列ができていて、その人気ぶりが伺えます。

豆知識:ベルギーはポテト大国!実はベルギー、世界最大の冷凍ポテト輸出国なんです。フリッツはベルギー発祥の料理と言われており、国民食として深く愛されています。外はカリカリ、中はホクホクの食感は、二度揚げ製法によるものだとか。

ソースはたくさんの種類から選べますが、私たちは「PITA(マヨネーズ、ニンニク、ハーブ)」と「SAMOURAI(マヨネーズ、パプリカ、唐辛子)」をチョイス。ポテトそのものの味も絶品ですが、ソースをつけるとさらに美味しさが増します!個人的にはガーリックが効いたPITAソースが特にお気に入りでした。

老舗「メゾン・ダンドワ」でワッフル頂上決戦!

フリッツの次は、再びワッフルです。今度は味を比べるために、1829年創業の老舗「Maison Dandoy(メゾン・ダンドワ)」を訪れました。ここでは、ベルギーワッフルの二大巨頭である「ブリュッセル風」と「リエージュ風」の両方を味わうことができます。

  • ブリュッセル風ワッフル:長方形で生地が軽く、サクサクとした食感。日本のカフェでよく見かけるタイプに近いです。
  • リエージュ風ワッフル:丸みのある形で生地がしっかりしており、パールシュガーが入っているため外側がカリッとしていて甘みが強いのが特徴です。

私たちはホイップクリームとアイスクリームをトッピングして、シンプルにいただきました。最初は食べ慣れたブリュッセル風の方が好みでしたが、食べ進めるうちにリエージュ風のカリカリ感と濃厚な甘みもクセになり、最終的には「どっちも美味しい!」という結論に至りました。

可愛い雑貨探しとディナー前の街歩き

お腹が満たされた後は、ショッピングを楽しみながら腹ごなし。ブリュッセルの街は石畳が多いので、ブーツで歩き回っていた私たちは正直ヘトヘトでした。これから行かれる方は、ぜひ歩きやすい靴をご用意ください!

途中で立ち寄ったオランダ発の雑貨店「DILLE & KAMILLE」は、ナチュラルで可愛いキッチン雑貨などが手頃な価格で手に入る素敵なお店でした。ディスプレイもおしゃれで、見ているだけでも楽しめます。

夜のグラン=プラスと至福のディナー

日が暮れ始め、街がライトアップされる時間になると、ブリュッセルはまた違う表情を見せ始めます。

GODIVA本店限定の贅沢スイーツ

ディナーの前に、夜のグラン=プラスへ。ライトアップされた市庁舎やギルドハウスは、昼間とは違う幻想的な美しさで、思わず見とれてしまいます。広場に面した「GODIVA(ゴディバ)」の本店では、ここでしか食べられないというチョコレートがけのイチゴをいただきました。想像以上に大きなイチゴと濃厚なチョコレートの組み合わせは、まさに至福の味でした。

絶品ムール貝に舌鼓!「Aux Armes de Bruxelles」

旅の締めくくりは、楽しみにしていたムール貝のディナーです。私たちが選んだのは、創業100年以上の歴史を持つ老舗レストラン「Aux Armes de Bruxelles」。フレンドリーな店員さんにおすすめを聞きながら、様々な味付けのムール貝を注文しました。

白ワインとセロリで蒸したクリーム風味のムール貝は、旨味が凝縮されていて絶品!パセリとガーリックバター風味も、食欲をそそる香りがたまりません。バケツいっぱいに盛られたムール貝は、食べても食べてもなくならないほどのボリュームで、大満足のディナーとなりました。ベルギービールとの相性も抜群です。

1日で大満足!初心者にも優しい魅力あふれる街ブリュッセル

あっという間の1日でしたが、ブリュッセルの魅力を存分に感じることができました。美しい街並み、美味しいグルメ、そして親切な人々。コンパクトな街なので、日帰りでも十分に楽しむことができます。パリからの小旅行先として、あるいはヨーロッパ周遊の一都市として、ブリュッセルを訪れてみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない素敵な思い出が作れるはずです。

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